株式会社テクノプロは、株式会社セルフリーサイエンスと業務提携しています。
★ 例:タンパク質96種類 (各227μLスケール)合成後SDS-PAGEによる可溶性発現確認
¥890,000~ 納期2~3週間程度(プラスミド調製は別途)
コムギ無細胞合成系にはコドンバイアスによる翻訳効率の偏りがないという特徴があるため、様々な生物のタンパク質を翻訳することができます。また、96/384ウェルプレート規格での一括合成にも対応しております。
これらの特性から、多様な生物種由来のタンパク質をゲノム規模で合成し、アレイ化することが可能なタンパク質合成法といえます。
代表的なアプリケーション例
タンパク質の変異体40種類をまとめて準備したい。
タンパク質ファミリー・ホモログのアレイを調製したい。
コムギ無細胞合成系のタンパク質発現成功率は昆虫細胞発現系の1.4倍に達します。一方、全く発現させることができなかったタンパク質の割合は1/10倍程度でした。このため、目的タンパク質が得られなかったために休止していた試験やプロジェクトを再び進められる可能があります。コムギ無細胞合成系は高い確実性でタンパク質を入手するための実験系としてお勧めできます。
コムギ無細胞合成系では反応系にリポソームを添加するだけで、リポソーム上に膜タンパク質を合成することができます。また、これまでの検討において膜貫通ドメイン(TMD)数に依存することなく、様々な種類の膜タンパク質(1-14 TMD proteins)を合成できることが明らかにされています。
コムギ無細胞合成系では細胞膜による分子の不透過性や添加物の細胞毒性を考慮する必要がありません。そのため、リポソーム以外にも任意の試薬・化合物存在下でのタンパク質合成が実施可能です。
添加可能な試薬・化合物例
・ 核酸 ・ 界面活性剤
・ 阻害剤 ・ 各種イオン分子
GPCRの他にも、転写因子、一部ウイルスタンパク質等、従来の発現系では困難であったタンパク質種の取得も期待できます。
ホモログ等も含めた精製事例を簡易的に調査
コンストラクション、タグ※、スケール、精製プロトコール等のご提案
※基本的にはHis-tagもしくはGST精製ですが、その他のタグについても幅広く対応可能です。
コムギ無細胞合成用ベクターに目的遺伝子を導入
コムギ無細胞合成系での一斉合成
必要に応じてアフィニティークロマトグラフィーでの粗精製
スクリーニングによる目的タンパク質の選抜
合成したタンパク質の活性・性状を確認
コムギ無細胞合成系でのスケールアップ
〈 セルフリーサイエンス社への再委託も可能 〉
あるいは大腸菌・酵母・昆虫・動物細胞等、他の発現系のご提案・構築
結晶化グレード、エンドトキシンフリー等
目的に合わせた精製法の構築
アッセイ系構築(in vivo・in vitro)
相互作用解析(SPR・ITC)
安定性解析(DSC・DSF)
結晶化スクリーニング 等 幅広い試験に対応可能
※コムギ無細胞合成用試薬の商用利用は株式会社セルフリーサイエンスより許諾を受けています。
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